冬の句アンケート

冬川や筏のすはるいかだのすわる草の原     其角
蟷螂の尋常とうろうの じんじょうに死ぬ枯野哉     其角
我が雪とおもへばおもえばかろし笠の雪     其角
使者独りししゃひとり書院へ通る寒さかな     其角
此木戸や鎖このきどや じょうのさゝれて冬の月     其角
なきがらを笠に隠すや枯尾花かれおばな    其角
詩あきんど年を貪る酒債としをむさぼる さかてかな    其角
酒ゆえと病を悟る師走哉やまいをさとる しわすかな    其角
寝ごゝろや火燵蒲團こたつぶとんのさめぬ内    其角
はつ雪や内に居さうなうちにいそうな人は誰    其角
からびたる三井の仁王やみいのにおうや冬木立    其角
鳩部屋に夕日しづけししずけし年の暮    其角
煤払すすはきて寐た夜は女房めづらしや    其角
 

最高に好き(☆☆☆)かなり好き(☆☆)好き(☆)どちらともいえない好きではない(★)俳句の意味が分からない
使者独り書院へ通る寒さかな
我が雪とおもへばかろし笠の雪
鳩部屋に夕日しづけし年の暮
蟷螂の尋常に死ぬ枯野哉
からびたる三井の仁王や冬木立
なきがらを笠に隠すや枯尾花
はつ雪や内に居さうな人は誰
煤払て寐た夜は女房めづらしや
冬川や筏のすはる草の原
寝ごゝろや火燵蒲團のさめぬ内
詩あきんど年を貪る酒債かな
此木戸や鎖のさゝれて冬の月
酒ゆえと病を悟る師走哉