虚子の秋の句アンケート

もの置けばそこに生れぬ秋の蔭     虚子

(ものおけば そこにうまれぬ あきのかげ)

桐一葉日当りながら落ちにけり     虚子

(きりひとは ひあたりながら おちにけり)

山々の男ぶり見よ甲斐の秋     虚子

(やまやまの おとこぶりみよ かいのあき)

と言ひて鼻かむ僧の夜寒かな     虚子

(と・いいて はなかむそうの よさむかな)<上五字足らず>

歴史悲し聞いては忘る老の秋     虚子

(れきしかなし おいてはわする おいのあき)

枝豆を食えば雨月の情あり     虚子

(えだまめを くえばうげつの なさけり)

見えてゐて遠き隣や秋の雨     虚子

(みえていて とおきとなりや あきのあめ)

秋晴の裾野に小さき小諸町     虚子

(あきばれの すそのにちさき こもろちょう)

木犀の香にあけたての障子かな     虚子

(もくせいの かにあけたての しょうじかな)

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最高に好き(☆☆☆)かなり好き(☆☆)好き(☆)どちらともいえない好きではない(★)俳句の意味が分からない
見えてゐて遠き隣や秋の雨
秋晴の裾野に小さき小諸町
桐一葉日当りながら落ちにけり
もの置けばそこに生れぬ秋の蔭
山々の男ぶり見よ甲斐の秋
枝豆を食えば雨月の情あり
歴史悲し聞いては忘る老の秋
と言ひて鼻かむ僧の夜寒かな
木犀の香にあけたての障子かな