秋の句アンケート

朝顔にしばし胡蝶こちょう の光り哉     其角
名月やたたみ の上に松の影     其角
泥亀の鴫に這よる夕哉どろがめの しぎにはいよる ゆうべかな     其角
狼の浮木に乗や秋の水おおかみの うきぎにのるや あきのみず     其角
木菟の独わらひや秋の昏みみずくの ひとりわらいや あきのくれ     其角
名月や居酒飲まんと頬かぶりめいげつや いざけのまんと ほおかぶり     其角
闇の夜は吉原ばかり月夜かなやみのよや よしわらばかり つきよかな     其角
十五じゅうご から酒を飲み出て今日の月     其角
紅葉には誰が教へけむ酒の燗もみじにわ たがおしえけん さけのかん      其角
いなずまやきのふは東けふは西きのうわひがし きょうわにし      其角
菊の香や瓶より余る水に迄きくのかや かめよりあまる みずにまで     其角
声かれて猿の歯白しみねの月     其角
すむ月やひげをたてたるきりぎりす     其角

最高に好き(☆☆☆)かなり好き(☆☆)好き(☆)どちらともいえない好きではない(★)俳句の意味が分からない
名月や畳の上に松の影
名月や居酒飲まんと頬かぶり
すむ月や髭をたてたる蛬(きりぎりす)
紅葉には誰が教へけむ酒の燗
声かれて猿の歯白し岑の月
いなずまやきのふは東けふは西
闇の夜は吉原ばかり月夜かな
朝顔にしばし胡蝶の光り哉
泥亀の鴫に這よる夕哉
狼の浮木に乗や秋の水
菊の香や瓶(かめ)より余る水に迄
十五から酒を飲み出て今日の月
木菟の独わらひや秋の昏